ChatGPTで作る偽ChatGPTで学ぶ、セキュリティ対策
ChatGPTで利用者が、目的に合わせた指示や資料や使える機能を足して、自分用のChatGPTを作れる機能、カスタムGPTが悪用されChatGPT内に偽のChatGPTが作られた。
カスタムGPTの名前をPlus 5.6にすることで、新しい新規モデルのように見せかけたもので、ChatGPTの機能のためURLがOpenAIの正規ものになり、見分けがつきづらく
なっている。
使用すると本家は制限されているので有料にするか予備のページを使え、と別サイトに案内され、別サイトの指示通りに操作をするとそのPCを遠隔から操るプログラムが実行されてしまうというものだ。
現在発見されたカスタムGPTは削除され、カスタムGPTという機能自体も、2026年12月11日に提供終了の予定となっている。
今回の事件は、ChatGPTの機能を使った特殊な例とはいえ、フィッシングサイトと呼ばれる偽サイト使った詐欺はAIの発達により、巧妙なものが簡単に作れるようになってはびこることになるだろう。
ケンブリッジ大学心理学部教授のサンダー・ヴァン・ダー・リンデンがフェイクニュースは、軽度なフェイクニュースを体験することによって手口を学びフェイクニュースに騙されにくくなると主張している。
詐欺も同じことがいえる。
PCの乗っ取る詐欺を体験するわけにはいかないが、詐欺の記録から手口を学ぶことができる。
PCの乗っ取りを行うために、「PowerShellという黒いまたは青い画面を開き、そこに文字を貼り付けて実行せよ」といった作業を指示されるという部分は、どのような偽サイト作ろうとしても共通する。
まず、普通にPCを使用している中で、PowerShellを使用しなければいけなくなることはない。
「PowerShellの使用を指示される」という点に警戒することで、同様のタイプのフィッシングサイトに騙されなくなる。
詐欺に騙されないためにも、最新の詐欺の手口を定期的に知ることの重要性を体感することができた。

