頑張らない、継続してしまう仕組み、が習慣化のカギ!「毎日30分」でプログラミングを習慣化する方法
はじめに:この記事を読むメリット
プログラミングを学びたいけれど「続かない」「毎日が忙しくて習慣化できない」という声はとても多いです。特に、IT業界への就職を考える大学生や、異業種からの転職を検討している社会人にとって「オンライン学習の継続」は大きな課題です。
本記事では、「頑張らない」ことを前提にした、継続してしまう仕組み作りをテーマに、初心者でも無理なくプログラミングを習慣化できる具体的な方法を解説します。
さらに、脳科学の研究や実際の成功パターンを交えて説明するので、読み終えるころには「これなら自分もできそう!」と感じていただけるはずです。
1. 人間の脳は「頑張る」のが苦手 —— 頑張らない学習法が大切な理由
「よし、頑張るぞ!」と気合を入れて学習を始めても、数日後には挫折してしまった経験はありませんか? これは意志が弱いからではなく、人間の脳の仕組みによるものです。
脳は、行動を選ぶときに「努力」と「報酬」を天秤にかけます。そして努力が大きすぎると、自然にその行動を避けてしまいます。
実際に、神経科学の研究でも「人は努力の大きさに敏感で、楽な選択肢を優先しやすい」ということが確認されています。
👉 参考:Dopamine and Effort-Based Decision Making(Frontiers in Neuroscience, 2011)
Frontiers 論文リンク
つまり、「頑張るぞ!」という気合いに頼る方法は長続きしません。重要なのは、頑張らなくても自然と続いてしまう仕組みを作ることです。
ポイント:
- 意志力は消耗するため頼らない
- 頑張るのではなく「自動的にやってしまう環境」を作る
- 小さな行動をルーティン化することで挫折を防ぐ
2. 継続するのではなく、「継続してしまう」仕組みを作る
学校と違って、オンライン学習は先生やクラスメイトが学習を管理してくれるわけではありません。そのため、「やろう」と意識しなくても自然に学習を始められる仕組みを作ることが重要です。
ルーティン化がカギ
たとえば、日常動作と学習をセットにしてしまう方法です。
例:
- 夕食を食べたら → すぐお風呂
- お風呂を出たら → プログラミングを30分
- 学習が終わったら → ストレッチで1日の疲れをほぐす
このように**「次にやることを決める手間」を減らす**ことで、自然と自分自身を自動運転モードに入れます。
意志力を節約する仕組み
意志力を使うと脳を疲労させることが研究結果から分かっています。脳が疲労を感じると学習どころではありません。休みたくなりますし、スマホを見たくなりますし、眠くなります。
- 毎日の「決断回数」を減らす
- 学習環境を固定する(学習アプリのショートカットを作っておく。開きっぱなしにしておく)
- 習慣化アプリやカレンダーに自動リマインドを設定
これらを取り入れると、「勉強しようかどうか考える」無駄な悩みが減り、気づいたら毎日続けられるようになります。
3. 視点をズラす —— 「小さすぎるゴール」で続けるコツ
プログラミングの習得には時間がかかります。最初から「エンジニアとして就職できるまで頑張る!」と高すぎるゴールを意識すると、精神的に苦しくなり挫折しやすいです。
そこで効果的なのが、視点をズラして「小さすぎるゴール」を設定することです。
具体例
- 最初の1週間 → 1日たった1行だけコードを書く
- 次の1週間 → 1日2行だけに増やす
- その次の週 → 1日5行
- 徐々に → 7行、10行とステップアップ
「もっとやりたい!」と思っても、あえて制限をかけるのがポイントです。物足りないくらいでやめておくと、翌日も自然に「続きをやろう」と思えます。
ゴールを細分化すると得られる効果
- 達成感を毎日得られる
- 挫折せずに自然と継続できる
- 「継続できている自分」に自信が積み上がり、自己肯定感が高くなる
この方法を続けることで、いつの間にかプログラミングが日常生活の一部になっていきます。
4. 「毎日30分」で習慣化を実現する学習プラン
最後に、プログラミング初心者が無理なく取り組める「毎日30分学習プラン」を紹介します。
ステップ式30分プラン
- 準備(5分)
昨日書いたコードを読み返す。修正点があればメモする。 - 実践(20分)
・1〜数行のコードを書く
・演習サイトや教材で1問だけ解く
・無理に進めず「今日はここまで」と区切る - 振り返り(5分)
今日できたことを記録する。できた量ではなく「やった」という事実を残す。
習慣化チェックリスト
- 毎日同じ時間に始める
- 作業場所は固定する
- 学習の「開始スイッチ」(お茶を淹れる、音楽をかけるなど)を決める
- SNSや友人と進捗をアップして、達成感を強化する
このプランを続けるだけで、「頑張る学習」から「続いてしまう学習」に切り替えられます。
まとめ:仕組みを作ればプログラミングは習慣化できる
プログラミング学習を継続するコツは、意志や気合に頼らず、仕組みを整えることです。
- 人間の脳は「頑張る」のが苦手
- 継続するのではなく「継続してしまう」仕組みを作る
- 高すぎる目標ではなく「小さすぎるゴール」を積み重ねる
- 1日30分でいい、無理せず日常に組み込む
こうした工夫を取り入れれば、初心者でも「自然とプログラミングが習慣化できる」状態を作れます。
お知らせ:Code-House-Plusで学習を加速しよう
Code-House-Plus(コード・ハウス・プラス)では、未経験から10か月で仕事で活躍できる実践レベルのエンジニアを育成するオンラインスクールを運営しています。
学習を継続できる仕組みを取り入れたカリキュラムで、あなたのキャリアチェンジをサポートします。
「継続してしまう学習法」で、あなたも一歩踏み出してみませんか?
まずはお気軽にお問い合わせください。